iRC FORMULA PRO TUBELESS 新型発売!
こんにちは!サイクルテラス熱田店のTackyです。
Tacky愛用でご存じのタイヤメーカー「iRC」から新型チューブレスタイヤ「FORMULA PRO」(六代目)が発売されました!
iRCと言えばチューブレス開発研究を一番に取り組んできたタイヤメーカーと謳っているのでこれはかなり期待が出来ます✨
まずはタイヤの種類から。
FORMULA PRO と言ってもその中に種類が3つあります。
RBCC… RICE BRAN CERAMICS COMPOUND 2 ピュアチューブレスと言われる「シーラントを使わなくても大丈夫」なタイヤ。
前回のタイヤに比べて転がり抵抗 前作比約9.97%向上、耐摩耗性約82%向上とかなりのバージョンアップ。
メーカー史上最速のチューブレスタイヤです。 重さは700X28cで約310g。
X-GUARD… 強度の高い40×40tpiのナイロン繊維を用い、クロス織りメッシュで全面を補強。ドライ時・ウェット時ともサイドカットの抵抗値が約40%向上し、サイドカットに対してきわめて強い構造になっています。
こちらもピュアチューブレスのためシーラント不要です。
耐パンクベルトが入っているのでパンクには強いが700X28cの重量が約345gと少し重め。
ロングライドでも抜群の乗り心地だと思います。(個人的見解)
TUBELESS READY S-LIGHT… iRC史上世界最軽量クラスのチューブレスレディのタイヤ。
空気保持インナー層がないためシーラントは必要ですが、700X28cで255gとかなり軽いです。
シーラントは30㎖が推奨量です。
「世界と戦う飛び道具」ってキャッチコピーが超カッコいい。
自分が使うならこれ一択。
の3種類です。
タンサイドがあるのはRBCCとSライトのみです。
クロスガードモデルにはタンサイドがありませんので気を付けて下さい。
タイヤの性能ですが
転がり抵抗を減らすために、新開発シリカ/カーボンハイブリッド補強配合をセンター部に採用して、新設計スリック系フィッシュボーンパターンとの相乗効果で転がり抵抗が9.97%軽減。
コーナーでの安心感を得るために、トレッドのサイド部分には、グリップパフォーマンスで実績があるRBCC² を採用してます。新設計スリック系フィッシュボーンパターンで食いつきを良くしています。
新しいコンパウンド(新開発のシリカ/カーボンハイブリッド補強配合)を使用したことで前回のフォーミュラプロよりタイヤ摩耗比較が1.8倍とかなり高寿命となっています。
そして我々ユーザーがチューブレスタイヤでもっとも苦手なところ「嵌め心地」ですが、「IRCはタイヤが固い」とよく言われます。
クリンチャーのアスピーテもそのように言われるので僕自身がしっかりホイールの真ん中にタイヤを寄せれば嵌めやすいよって動画を作ってSNSに投稿しています。
動画時間としては2分半です。
この時左手親指を怪我をしていたので今ならもっと速いと思います。たぶん。
今回のフォーミュラプロはチューブレスタイヤですが手だけで嵌めれます。
調子がいいとクリンチャーと変わらない感じです。
かなり嵌めやすくなっています。
以前のはお世辞でも嵌めやすいとは言えませんでした。
むしろ旧フォーミュラプロがきたら「手の皮めくれるな」と覚悟していました。
しかし今回のタイヤはめっちゃ嵌めやすいとまでは言えませんが、苦労は少ないよって感じでした。
実はサンプル完成したときに一度さわらせていただきまして自分のZIPPに付けたことがあります。
ちなみに僕のホイールはかなりのワイドリム(うちうち25㎜)なので何を付けても嵌めにくいですがw21㎜のうち幅なら普通に付けれます。
ただしっかりのホイールの真ん中にタイヤビードを落としてくださいね。
このぐらいの嵌めやすさならチューブレス運用も視野に入れてもいいかなと思うぐらいです。
まだ付けて1度も走ってないので走りに関しては説明が出来ませんが、プロがレースで使ってるけどパンクの報告がないと聞いています。
海外の路面が悪いところでもレースしてきてるそうですが、それでもないそうです。
チューブレスタイヤの嫌な所ってほぼパンク一択ですもんね。
これがなくなれば乗り心地も良く転がりが良いという、ライダーにとってメリットしかないタイヤとなるわけです。
これは期待が高まりますね!
実践投入は今月末のシマノスズカか来月のイベントかわかりませんが使ったらまたインプレしたいと思います。
自分はiRC以外の他のメーカーのタイヤをほぼ知りませんので○○と比べてどうですか?って質問には答えられませんのでご了承下さい。
さぁ新たな伝説の始まりです。