OTSO(オッツォ)Waheela C(ワヒーラ カーボン)フレームセットでバラ完しました!
こんにちは!サイクルテラス熱田店のTackyです。
OTSOのグラベルフレームをバラ完で組み上げましたよ~。
長いブログなのでお時間ある時にどうぞ。
OTSO はアメリカ・ミネソタ州のフレームブランドで「WolfTooth(ウルフトゥース)」のエンジニアたちが“理想的な自転車”を実現するために立ち上げました。
フィンランド神話に登場するクマの精霊がブランド名の由来だそうです。
ロードバイクしかほぼ組まないTackyとしては「組めるかな~」と少し心配していました💦
今回のテーマが(OTSO取り扱いの代理店がやってるパーツブランドたちで組む)でした。(お客様のリクエストです)
まずはいつも通りガラスの鎧を施工。
マットな塗装は非常にやり易く、しかも見た目がしっとりとして高級感が増すので個人的には好きです。
硬化させていざ作業へ。
今回シマノGRX11sDi2で組むので配線をフレームの中を通すのですが、このフレームBBのところだけでなくダウンチューブのBB側に作業しやすいように穴が空いていました。
おかげで作業がスムーズ!
これは簡単に組めるかなと思いきや…
今回使うクランクはWhite Industries (ホワイト インダストリーズと読みます)のG30。
僕が読めたのホワイト、G30のみ。どこのこれ?って感じでした。
アメリカブランドだそうで超高級品。
もちろん触ったこともなし。
説明書も英語。おわた。
このバイクのオーナーさんに来てもらい翻訳してもらいながらクランクを取付ますが、左クランクの締まりが甘い…。
サイトには50Nm(だった気がする)で締めろ!怖がるな!的なことが書いてあると言われました。
そんなの図れるトルクレンチはお店にありません( ;∀;)
ということで強く締めていきましたがそれでも出来ない…
困り果てたおじさんTackyはメーカーに助けを求めると「今から行きますよ」と。
神対応!
で、担当さんに症状を見てもらうと「これ頑張って締めました?」と聞かれたので「かなり締めました」と返事すると苦笑い。
担 「締めがめちゃくちゃ甘いです。もっと締めないとハマりません。説明書にビビらずに締めろ!的なこと書いてありませんでした?」
た 「書いてありました」
担 「ビビってるか、貧弱なのかのどちらかです」
た 「どっちもです」
まわりにいた人はこのやりとりを聞いて大爆笑。
無事にクランク取付完了!
次の日フロントフォークの本組みをしようとするとクラウンレースがハマらない。
困り果てたおじさんTackyは昨日の担当さんに電話。
た 「クラウンレースがハマりません」
担 「入れるのがきついのでTackyさんが叩くならぶっ壊すぐらいの力でやったらハマります」
ぶっ壊すぐらいの気持ちでクラウンレースを嵌める工具を叩いてみると…「ハマった」
となりでネネ(うちの金髪女子スタッフ)大爆笑。
ネ 「チキンじゃん!」(ビビり)
担当にお礼のメール「すき」って送ったら無視されました。
何はともあれこれで一気に進めてあっという間に完成!
こちらです!
おしゃれ!
とにかくおしゃれ!
ボトルケージはWolfToothのもの。
ホワイトインダストリーズのハブもおしゃれ!
クランクもいけてるしKMCのゴールドチェーンもイケてる。
タイヤはIRCのBOKEN PLUSの700×42cをセレクト。
センタースリックになってるのでオンロードにもおすすめなタイヤです!
某おしゃれ自転車屋さんが組んだみたいなバイクが完成しました!
納車してすぐに近所の公園にサイクリングに行きましたがオーナーさんが「めっちゃいい!僕が持ってる中でトップクラスにいい!」と喜んで走ってました(笑)
このオーナーさんは僕より自転車が詳しいです。
知識ありまくりでバイクもめっちゃ持ってますし、とにかく新商品が出れば絶対に買ってるので感想が凄くためになります。
そんな方に喜んでもらえたらならチキン呼ばわりされてもよかったなと思えました。
今回ロードばかりの自分には非常にいい経験をさせていただきましたし、勉強にもなりました。
本当にありがとうございました!
OTSOでいろんなところを走ってきてくださいね!