ドイツのロックブランド「ABUS」

創始者であるAugust Bremickerはシンプルかつ普遍的な「セキュリティーに最も必要なもの、それは品質である」ということを唱え、この使命は1924年に創業して以来、時を越えて根付いていきそして広がっていきました。
今では、ヨーロッパでは最大のシェアをとり世界に広がるABUSは、徹底的ともいえる品質へのこだわりがその背景にあります。自社の実験施設で日々、様々な厳しいテストを繰り返し、そのテストをクリアしたものだけが製品化されるなどその品質へのこだわりは非常に強いものがあります。
また、独自のレベルシステムも採用し、ユーザーが必要なセキュリティーレベルを簡単に選択できるよう工夫しています。
ABUSはただカギを売るメーカーではなく、安心と安全を提供するブランドです。

今回は店頭でもよく聞かれます「盗難見舞金制度」について簡単ではありますがご説明させていただきます。

まず「盗難見舞金制度」とは？

「ダイアテック株式会社（ABUSの日本代理店）が販売する見舞金制度対象のABUSロックを正しく取り付けた状態で盗難に遭われた場合に購入者に対して見舞金をお支払いいたします。」というものです。

■対象製品 レベル7-15（見舞金最大100,000円）のロックと

■対象製品 レベル5-6 （見舞金最大30,000円）のロックです。

※10万円以下の自転車の場合、ご購入金額となります。

見舞金お支払いの対象となる条件は以下のとおりです。

・ダイアテック株式会社が販売する見舞金制度対象の自転車用ABUSロックを使用していた。
・警察署に盗難届を提出の上、さらに30日以上盗難車両が発見できなかった場合。
・新車購入後3年以内。※防犯登録がされている「完成車・フレーム」
例)新車購入し、1年後に対象ロックを購入した場合2年間までの適用。
・ワンオーナーであること。転売品は不可。
・上記の必要な提出物
※制度適用はお１人様１回までとなりますので、あらかじめご了承下さいませ。

もしも、対象ロックを使用中盗難にあった場合…。
まずは警察に盗難届けを提出して下さい。

その後30日以上盗難車両が発見されなかった場合、

●ABUSロックの購入日、金額を証明するレシートもしくはそれに相当するもの
●自転車本体の購入日、金額を証明するレシートもしくはそれに相当するもの
●切断されたロック本体（※盗難時に盗難現場に切断されたカギが残っていない場合は、申請時にその旨をご相談下さい。）
●使用していたキー （原則購入した際に付属していた全ての本数） ※ダイヤル式は不要、設定していた番号の提出
●警察への盗難届提出時の受理番号
●防犯登録控え、防犯登録番号
●盗難現場の住所と、写真2枚（角度を変えて2か所から撮影） ※写真は盗難事例の紹介として使用させて頂く場合がございます。

その後、販売店にて専用用紙に必要事項を記入していただきます。
ダイアテック株式会社が処理した後、お見舞金をお振込み。
「盗難届受理1か月後から、
各種条件を満たしたことを確認、 お支払い確定後約1か月前後で指定口座へお振込みさせて頂きます。」という流れになっています。

しかし、お見舞金がお支払いできない場合もあるのです。
それはどのような場合でしょうか？

新車購入後3年を超えていた場合
自転車が転売品や、譲渡によるものだった場合
故意、重過失による損害の場合
カギが施錠する範囲外の盗難の場合
例）ホイールにのみカギをかけており、メインフレームが持っていかれた場合など
パーツ等、ロックできない部品に対する損害
固定物にロックとフレームを固定していない場合
放置禁止区域、違法駐輪等での撤去の場合
日本国内以外での駐輪による盗難の場合
所轄の警察に届け出が無い場合
必要な提出物が無い場合

あと、要チェックなのが…

★アマゾン、楽天、Yahooショッピング等WEB通販サイトでご購入の場合、並行輸入品など正規品以外の製品が含まれる場合がございます。
その場合は適用外となりますので必ず事前に下記をご確認頂きますようご注意ください。

とあるのです。

Amazon.comをはじめとするオンラインショップ内には多くの出品店が存在し、 そのなかには並行輸入品など、
本制度が適用されない商品も含まれます。

という事だそうです。
※詳しくはABUSのHPをご覧ください。

今回、改めてこの制度の内容を見直しましたが、覚えてなかったこともあったので良い勉強になりました。
一番は自転車が盗難に遭わなければいいのですが、日ごろから気を付けることも大事だなと思いました。
皆様も大事な自転車が盗難に遭わないように気を付けて下さいね。