EDDY MERCKX に乗ってみた。
みなさん、こんにちは。スタッフのタケダです。
前回の「三船さんと行く輪行グルメライド」の知多編でいつものリドレーと違い、フカヤさんのご協力でEDDY MERCKX をお借りできたのでテストライドしてきました。
使用した機材は下記の画像の車体です。
EDDY MERCKX のsanremo76です。
※余談ですがsanremo76の76はEDDY MERCKXさんが1976年にミラノ~サンレモのスプリンタークラシックで優勝した年度です。その時の優勝コースデーターはフレームに記されてます。EDDY MERCKXの車体の名前と番号は、各レースで優勝した場所と名前なんです。一度フレームを見てくださいね。
EDDY MERCKX取り扱い車種内ではセカンドグレードと位置づけされてますが、コンチネンタルチームなどにフレーム供給されているレーシングモデル。しっかりとした走行性を味わえました。
通常のレーシングモデルは回転性を重要視する為にハンドリングが少々難しいことや、ボトムブラケット剛性が強いため固めの印象ですが、メーカーの説明通りにマイルドな乗り味と直進安定性が味わえました。全体的に振動吸収がよくミドル~ロングライドには最適かと思います。フロントフォークの剛性もちょうど良く、コーナリングでもコントロールしやすいハンドリング性。ブレーキ時にフロントホイールがねじ込まれる状態もなくしっかりしたブレーキ制動力が感じられました。
チェーンステーにもひと工夫されており、リアブレーキ付近は横にチューブが潰されており吸収性向上に役立ってます。シートポストは専用形状のタイプであり縦剛性が増してますが、リアブレーキ付近のフレーム作りのおかげでゴツゴツ感が軽減されてました。ボトムブラケットは定番のプレスフィットを採用し、ダンシングやシッティングへの反応良いです。
今回は、普段タケダ自身がライドしている車体と同条件に近い状況で、ホイールとタイヤを私物と交換してのライドでした。
総合した印象は、いつのまにかスピードが出ている車体です。前半の爆発的な瞬発力は感じられませんが、じわじわと上がる感覚。スピード感で自分で上がってないと思われても実際にはスピードが上がってきている不思議な感覚です。自分の脚質と脚力に合うと苦もなく上げれると聞いたことはありますが、その感覚に近い感じでした。フレームの振動吸収性もよくて今回の様なコースやきつい山岳でなければ充分に楽しめるのではないかな?と思います。クセも少ないフレームですのでステップアップや乗り換えには最適かとおもいます。
店頭に試乗車もございますので、ぜひ店頭でお確かめください。
かなりのおすすめ車体ですよ。
タケダ