ロードで三重から大阪まで自走帰省しました。~帰り編~
こんにちは。スタッフのタケダです。大阪自走帰省ライドの帰り編です。
その前に、大阪滞在中にミドルライドしようかと思い少し走ると、先日には感じれなかった差し込む暑さ。ガーミンの温度計を見るとなんと41度。さすが夏本番ですね。みなさんは無理はしないでくださいね。
帰りも少し早めに実家を出発し三重の自宅へ出発します。枚方市内は自転車レーンが整備されており走行しやすい街並みになってます。時間帯が早く休日であったので車の少なく良いペースで走行できました。帰りは奈良市内を通過する予定ですので国道163号線を使い奈良県に入ります。県境の看板にも鹿が。
奈良県に入ると主要道路を外して地元の方の生活道路を中心に奈良中心部へ向かいます。するとまず孝謙天皇陵に出ます。かなりマニアックな内容かもしれませんが、孝謙天皇とは奈良時代後期の女帝で某局のドラマ「大仏開眼」で石原さとみさんが演じられてましたね。奈良県には色々な古墳が多く歴史を調べるのも面白いですよ。
次に国道369号線大宮通りを奈良中心街にむかう途中で国営平城京跡歴史公園(平城京跡)にでます。遠くに平城京の朱雀門が見えます。全ての平城京全貌がまだ復元されてなく一部の建築物のみとなってます。実は平成10年より復元工事が開始されておりまだまだ先になるようですが、またタイミングを見て来ようと思いました。
朱雀門ひろばに色々と掲示物があり、平城京の歴史が紹介されてます(撮影はできませんでした・・・)。外には遣唐使船の復元船が実物大で展示されてます。色々と散策して天平うまし館のソフトクリームを頂きました。本当は大和茶ソフトが欲しかったのですが売り切れでしたのでバニラしました。これも濃厚で美味しいでした。ここのカフェIRACAさんは地元でも有名なカフェで、ここのカフェ目当てに来られる方も多いようですよ。
次は奈良公園です。奈良公園の鹿も暑さにまけず頑張ってました。
奈良県と鹿は深い関係なんです。767年には春日大社が創られる際に、主神の建御雷命(たけみかづちのみこと)が鹿島神宮から奈良に入る際に白鹿に乗ってきたとされ、神鹿(しんろく)と呼ばれる様になりました。人間が鹿に出会うと神の使いとして輿から降りて挨拶した。これが続いて、鹿もお辞儀の習慣を覚えて今のようなお辞儀する鹿になったと言われてます。よくよく考えると奈良の鹿だけがお辞儀しますね。春日大社には建御雷命が鹿に乗って来られたとされている場所があります。この地域は入山規制があるほど神聖な場所とされてます。なぜここの場所だけ暑さを感じなかったのはなぜでしょうか?そして東大寺をみて出発し道中に山焼きで有名な若草山が見えます。
奈良を出発して行きに使用した163号線をはいり三重県に向かいます。道中通行止め(歩行者・二輪車は通行可能)の場所を行きと反対方向より見ることができました。かなり激しい崩落現場で自然災害の恐ろしさを感じました。その後は関宿でひと休憩して無事に三重県の自宅へ到着しました。
今回のサイクルコンピューター、ガーミン1000Jでナビ機能以外で非常に助かったのは標高を表す機能でした。初めてのコースではどれくらいの上りが続くのか?とか標高差がわかるのは非常に心の準備ができ、助かりましたので是非皆さんも活用ください。
タケダ