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サイクルテラス熱田店からのお知らせです

マヴィックホイールを試してきました。

みなさんこんにちは。スタッフのタケダです。
先日10月9日のテラス1周年ライドでマヴィックのホイールを試しました。そのインプレをご紹介いたします。
今回のインプレ商品は『キシリウムPRO UST』です。
2018年よりマヴィックより待ちに待ったUST規格を採用したホイールです。今回はロードホイールに搭載となりました。インプレの前に簡単にUSTの説明を。
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UST・・・ユニバーサル・システム・チューブレス

の略語です。マヴィックは1999年よりMTBホイールを中心にチューブレスホイールを開発してきました。そして2000年にUSTと名付けて特許取得をしました。
18年経過するなかで、各メーカーでいくつかのロードチューブレスタイプのホイールは出てます。マヴィックが後発になってますがその間に熟成をしてきた・・・とタケダは捉えております。
ではいよいよインプレをご紹介しますね。
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今回ライドで使用したスペックは
ホイール本体:マヴィック キシリウムPRO UST
タイヤ:マヴィック YKSION PRO UST 700x25c
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数年前よりマヴィックはWTS(ホイール・タイヤ・システム)というタイヤとホイールのトータルバランスを考えるといった概念で2011年より始めているシステムです。
そのWTS概念より装備されているタイヤとなります。

今回ライドで使用したルートはサイクルテラス熱田店~高浜市豊田町の大まめ蔵さんまでの往復約55kmで基本的に市街地コースです。
コースの約50%を歩道走行(自転車及び歩行者専用含む)する一番身近な状況?での使用でした。
今回の目的はずばり「USTはどうよ?」という自分なりの非常に厳しい内容で確認しました。
ポイントは?
1、一番使い心地のよいタイヤエア圧は?
2、タイヤのグリップ感と振動吸収感は?
3、パンクなどのトラブル時の対応とシーラント効果は?
でインプレしていきます。

まず、1です。タイヤエア圧ですが7気圧でスタートして目的地まで変更なしで走行しました。現在タケダがクリンチャーでのタイヤエア圧が7~7.5圧と近いのでほぼ同条件かと。まず最初の第一印象は「タイヤが十分に吸収している。」といった感じです。
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道中に上の画像のようなタイルなどの凹凸などがあります。その凹凸も跳ね上がる感じはありませんでした。
※点字ブロックは通過時に通行したのみで点字ブロック上を走行していません。
クリンチャー感覚では6.5気圧位の感覚に近い感がしました。
帰りはほぼ同じルートになりましたので、6気圧まで順次タイヤエア圧を調整して同条件にてテスト。路面からの伝達感やグリップ感を考えると6.5気圧が一番使いやすい数値かな?と思います。これは個人差はありますので絶対ではありません。USTを継続使用した場合、もう少しタイヤエア圧は下がるかもしれません。

2に関して、タイヤエア圧を下げていってもタイヤグリップ低下は感じられませんでした。クリンチャーでタイヤエア圧が少ない時のコーナリングはサイドズレが多くグリップしません。しかしUSTではそのズレがあまりなくコーナリングができました。当然吸収力も抜群です。USTタイヤのサイド側の構造が効いているのかもしれません。

3に関しては道中トラブルもなくパンクせず。タイヤへの異物混入の無いため効果確認はできませんでしたが、1日の使用でエアロスはありませんでした。

最後に、これほどUSTのメリットが高いものとは思っていませんでした。このホイールは1セット持っていても良いホイールかと思います。リム面はアルミなのでオールラウンドでの使用もできます。ホイール重量も超軽量ではありませんが無難に上りも使えますし日常ライドからイベントでの使用も可能なオールラウンドモデルです。特にUST効果は抜群です。
いままで高圧で使用されていた方は低圧での使用に違和感があるかと思いますが、是非一度使用をしてみてください。おすすめです!
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サイクルテラス熱田店では今回使用したホイールを試乗ホイールとしてご用意しております。是非ご体感を!